Web アプリケーションとはなにか?
ブラウザを通して利用するアプリケーションを Web アプリケーションと言います。 Web アプリケーションを実現するには、クライアントとサーバーのやりとりが必要です。
このレクチャーでは、Webアプリケーションはどのようなものかを具体例を紹介しながら説明します。 また、Web アプリケーションの構成要素やメリットについて理解を深めましょう。
目次
Web アプリケーションとは?
まずは、Webアプリケーションについて基本的な理解を深めていきましょう。 Webアプリケーションとは、ブラウザを通じてアクセス・利用するソフトウェアの一種です。 これらは、ユーザーが自身のデバイスに特定のソフトウェアをインストールせずとも、ブラウザから直接アクセスし利用できます。 具体的な例としては、Google の Gmail や Google Docs、Facebook、Twitter、Amazon などが挙げられます。
Web アプリケーションの構成要素
Webアプリケーションは、主にサーバーサイドとクライアントサイド、2つの主要な部分から成り立っています。
サーバーサイドは、ユーザーのリクエストに応じてデータを処理し、適切なレスポンスを生成します。 一方のクライアントサイドは、ユーザーが直接操作するインターフェース(GUI)をブラウザ上で表示し、ユーザーからの入力をサーバーサイドに送信します。
これらのWebアプリケーションの開発には、HTML、CSS、JavaScriptといったフロントエンド技術、そしてPython、Java、Ruby、PHP、JavaScript(Node.js)などのバックエンド技術が用いられます。 そしてデータ管理のためにデータベース技術も重要な役割を果たします。
Web アプリケーションのメリット
Webアプリケーションの大きな利点は、任意のデバイスやOSからアクセス可能であり、アプリケーションの更新もサーバーサイドで行われるため、ユーザーが個別にアップデートを行う必要がないという点です。 さらに、インターネット接続があればどこからでもアクセスできるため、場所に制約されずに利用することが可能です。
まとめ
このレクチャーでは以下のポイントを説明しました:
- Webアプリケーションはブラウザを通じてアクセス・利用するソフトウェアであり、特定のソフトウェアをインストールせずとも利用できる
- Webアプリケーションはサーバーサイドとクライアントサイド、これら2つの主要な部分から成り立っている
- サーバーサイドはユーザーのリクエストに応じてデータを処理し、適切なレスポンスを生成する
- クライアントサイドはユーザーが直接操作するインターフェース(GUI)をブラウザ上で表示し、ユーザーからの入力をサーバーサイドに送信する
- Webアプリケーションの開発には、フロントエンド技術とバックエンド技術、そしてデータベース技術が必要である。
- Webアプリケーションの利点:
- 任意のデバイスや OS からアクセス可能である
- アップデートがサーバーサイドで行われる
- インターネット接続があればどこからでもアクセスできる